故事によると、天神様がお植えになった四種の木(桜・竹・梅・菊)のうち、一番先に枯れたのが桜の木だったそうです。
その為、天神様の境内には桜の木がないのです。
江戸の時代、かの水戸光圀公は自ら牛天神を崇敬され、桜の木五本を奉納されました。
内、四本は長い年月を重ねるうち枯れてしまいましたが、残った一本は堂々と大地に根をはり、今日に至っています。
生命の息吹の象徴とも言えるこの由緒ある桜の木、ご参拝の際にご鑑賞下さい。
北野の桜の見頃は、三月上旬〜四月上旬です。
境内は天神様が鎮座する神聖な場所となります。境内での飲食や花見などの宴会は何卒ご遠慮頂けますようお願い申し上げます。